ストレスと涙の関係性

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こんにちは。村長(おっさん)です。
世の中の誰かのためになればと思いブログを書いています。

テーマ「ストレスと涙の関係性」
について、書いていこうと思います。

 

あなたは職場や家庭、人間関係で苦しんでいませんか。多くのストレスは人間関係から発生することは医学的見地から解明されています。でも、ストレスどんなもので、涙の効果と気をつけることについて書いて行こうと思います。

 

  • ストレスとは
  • 涙の効果とは
  • ストレスと涙の関係性

 


ストレスとは


 

そもそもストレスって何かねって話ですよね。

ストレス理論では、ストレスの原因を「ストレッサー」 っと呼びます。

 

体内でストレス反応(カナダ人の生理学者であるセリエは、生物にもあてはめ、生物が外部から刺激を受けたときにそれに応えようとする体の反応をストレス反応と定義しました。)を制御しているのは、コルチゾールやアドレナリンという副腎皮質ホルモンです。

それらのホルモンが血液中に分泌されると、心拍数や血圧が上昇し、血糖値が高まるため、体全体にエネルギーが供給されることで活動的になります。

 

一方で、胃腸の働きが悪くなり、免疫細胞の働きを低下させます。ストレス反応では、消化機能や免疫力などを犠牲に一時的に体の活動力を限界まで高めていると考えることができます。しかし、体には強い負荷がかかっていますから、ストレス過剰の状態が続けば、疲弊した体は力を出せなくなってしまいます

 

 


涙の効果とは


  

人が流す涙は、3つの種類に分けられる。

 

①基礎分泌の涙(角膜を保護するための涙)

②反射の涙(目の防御ための涙)

③情動の涙(悲しみや喜びの感情による涙)

 

因みに情動の涙は前頭前野の発達していない動物には流すことができません。情動の涙は、神様が、ストレスを溜め込んでしまう私たち人間に与えてくれた、特別な機能なのかもしれません。

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ロート製薬職員100人アンケート結果

 

この結果から人が涙を流す原因の約90%は情動の涙と言う事がわかります。

 

 


ストレスと涙の関係性


 

ストレスと涙のメカニズムには、意思とは関係なく働く自律神経という神経が深く関わっています。 

 

人間の身体は、交感神経と副交感神経という自律神経の働きに支えられています。

 

昼間の活動中や、特に緊張している時などに優位になるのが、交感神経。その時、脈拍や血圧が高くなり、集中力もアップします。言わば戦闘モードですね。瞳孔も大きく開いている状態です。

 

反対に眠っている時、リラックスしている時などには、副交感神経が優位になります。

あーあ、疲れたとアクビなんかしている時には副交感神経が強く働いて可能性が高いです。

 

アメリカの研究においては、時間と自律神経についても研究されており、交感神経が高まりやすいのは午前中。午後からは副交感神経が高まりやすいと言う人間のメカニズムが見られるそうです。

 

なので、仕事のできる人は午前中にしっかりとタイムラインを決めて進めている人が多く、午後は休憩しながらも夕方を待ちます。夕方になると、また交感神経が高まってきます。日本人ってよく働くよね。って海外の人に言われる所以かもしれません。

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要は涙を流すことは、寝ている時と同じくらいリラックスした効果があると言うことです。

 

でも、気をつけなければならない涙もあります。1つの目の図式で35%近い人が、悲しくて、悔しくて泣いたとありますが、中に病気の場合もあります。

 

精神疾患による涙もあります。正確には涙もろくなると言う症状が現れます。

私も相談を受けて相手に耳を傾け、理解を示して行くと、よく涙を流す相談者さんもいます。それを判断に疾患があるか(他の部分も鑑みるが)の目測をつける1つの判断材料となります。

 

涙を流しても気分が晴れなかったり、落ち込むような場合は、早めの相談をする事をお勧めします。相談する相手がいない人でも専門職が話を聞いてくれますので、安心してください。


余談ですが、人は楽しいと感じ笑顔の時よりも、悲しくて涙を流している時の方がリラックス効果が高いとされています。不思議な人間の体の構造でした。明日、誰かに話して見ては・・・恐らく「ふ〜ん」で終わると思いますが・・・w

 

貴方の人生に幸多きことを願って。