妊婦のメンタルヘルス講座
こんにちは。村長(おっさん)です。
世の中の誰かのためになればと思いブログを書いています。
テーマ「妊婦の為のメンタルヘルスの実態」
について、書いていこうと思います。
久々のブログで、MacBook Pro買ってから初めて書く記事がメンタルヘルスって何か不思議な感じ。でも、タイピングや変換が楽で使いやすい。
話は戻りまして、妻が臨月に入り、お腹の子も2500gを超え、順調に育ってくれています。それに伴って産前、産後のメンタルヘルス講座を病院で受けてきました。
一応、福祉の専門家の端くれとして理解していても、改めて学び直すことは大事です。
産前におけるメンタルヘルス
『妊婦さんを取り巻く環境の変化』
(1) 身体面
①女性ホルモンのバランスの変化
②からだの変化:体重の変化、つわり
(2)精神面
①母親になることへのプレッシャー
②周囲からの期待
③慣れない育児に対する不安や疲労
(3)妊娠中
①妊娠初期は体やホルモンバランスが大きく変化する為、情緒不安定となり易くなる。
②妊娠中期になると、ほとんどの場合、症状は自然に軽快し安定してくるそうですが、中には10〜15%程度の確率でうつ病を発症するそうです。
※原因は主に黄体ホルモンかと思っていましたが、中枢神経系列のホルモンの原因も多く一概には言えないそうで、妊婦さんですから治験データも少なく理由は判明していない事が多い。
産後のメンタルヘルス
(1)マタニティブルーズ
- 産後2〜4日頃からあらわれる、情緒不安定な時期である。
- 程度には差はあるが、産後の女性の30%(欧米だと50〜80%)とも言われている。約3人に1人は高い数字です。
- 症状はうつ病と大きく変わらないが、多くは1週間程度で自然に軽快する為、治療が必要はないと言われている。
- 病気ではない
- 誰でもかかる可能性
- 抑うつ感、涙もろさ、イライラ、緊張感、不安感、夫に対する怒りや反感、食欲不振、不眠、頭痛、疲労等の症状があります。
このうちの10〜15%が・・・
(2)産後うつ病
- 産後1〜2週間から3ヶ月以内におこる情緒不安定な時期を指す。
- 病気であり治療が必要になる。大切なことは早期に相談すること。
- 誰でもかかる可能性がある。
- 周囲からは怠けていると言うレッテルを貼られ易く適切な知識とケアが必要。
※1番の理解者は夫である必要があるそうです。メンタルヘルスを受講したのは我々夫婦のみで、精神科女医、ベテラン看護師(女性)、妻、私・・・これが民主主義です。w
(3)薬物治療と治療と妊娠・授乳
- 服薬は胎児に影響を与えます。
- 服薬を止めて再発した場合はリスク管理の上で医師が考慮し決定します。
家族にお願いしたい5つのポイント
①今まで通りに自然に接し、不調を責めないようにする。
②家事・育児などの日常生活の負担を減らしてあげる。
③安易な励ましはしなこと、温かく見守る。
④外出や運動は無理に勧めず、ゆっくりさせてあげる。
⑤重要な決定は先延ばしにする。
これらのことを大凡、40分くらいかけて受講するものになります。
私の妻もゴッドメンタルの持ち主ですが、それでも1度崩れてた事があり、そんな時に福祉の仕事してて良かったとか思ったりもしました。ほんの20分くらいで安定を取り戻しました。何かの参考になればと思っています。
貴方の人生に幸多きことを願って。